杉岡幸徳の著作

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反科学こそ、正しい。

STAP細胞 確信なくなった


恐ろしいことに、小保方氏はいまだ行方不明。

今回知ったのは、科学論文の「共著者」というのは実は名前を貸しているだけで、執筆はおろか、その論文を読んですらいないことがある、ということだ。
今回も筆頭執筆者の小保方氏以外、論文の内容をろくに知らなかったのではないか。

とりあえずこのたびの事件で、科学者というのはいつも冷静で客観的で公正なものだ、という僕が勝手に作り上げていたイメージは、美しく崩れ去った。
ちょうど、聖職者が汚職や幼児性愛に手を染めていることを知った時のような感じだ。

議論における詭弁

議論における詭弁を一つ発見した。

「~の定義を教えろ」としつこく問いただせばいい。
それをやっていると、話の筋がうやむやになってしまう。

この世に、定義の完全に明らかな物は存在しない。辞書の記述すら、曖昧だ。
「人間」の定義すら、明瞭ではない。

暇な人

最近、見世物小屋やテキヤについて調べているが、どんな分野にも専門家や学者がいることに感心している。

学者(scholar)とはラテン語で「暇な人」という意味だが、本当に世の中には暇な人間がいるものだ。

中日文化センターで講座を開きます

10月から、名古屋の中日文化センターで、月に一回、奇祭の講座を開くことになりました。

8月に妖怪フェスティバルinナゴヤドームにも出演しますし、この頃何かと名古屋に縁があります。
もともと名古屋は、日本でもっとも奇祭が多い地域なので、この講座はうってつけです。
今回は土曜日の午後ですので、一般の方々も来られやすいと思います。
ぜひ来てください!

講座名:
「日本の奇祭・珍祭めぐり」

日時:
2008年10月~2009年3月の第二土曜日
15:30~17:00

受講料: 6ヵ月分 13,860円

テキスト: 『奇妙な祭りー日本全国<奇祭・珍祭>四十四選』(杉岡幸徳著、角川書店)

ひたすら笑ったり、大根を投げつけたり、猿を追いかけまわしたり……と、日本には驚くほど奇妙で不思議な祭りが多々あります。
メディアではあまり取り上げられることのない「奇祭」を、「世界で唯一の奇祭評論家」が、映像や写真を交えて楽しく解説し、日本文化の知られざる一面へと誘います。
予定としては、一回につき数個の祭りを取り上げるつもりです。

中日文化センターのサイトの右上から、「奇祭」と記入して検索すれば出てきます。
お申し込みはお電話でも。
フリーダイヤル0120-53-8164 まで
朝10:00~夕方5:00まで受付しています。

これがうまく行けば、春先に「愛知を巡る奇祭ツアー」なるものも計画していますので、ご期待ください。
名古屋は奇祭とか、変わった食べ物、場所が多いですので、僕も月に一回名古屋に行けるのを楽しみにしています。

では、名古屋でお会いしましょう!

議論に勝つ方法

議論に必ず勝つ方法が、一つある。

まず、総論で負けそうになったら、各論に逃げる。
各論で負けそうになったら、今度は総論に逃げる。

これを延々と繰り返せば、どんな議論でも勝つことができる。

「母国語」という言葉は誤訳

よく「私の母国語は日本語です」なんていうふうに「母国語」という言葉が使われますが、この言葉は誤訳であり、間違った言葉なんですね。

もともと英語では mother tongue といいます。
これは直訳すれば「母語」「母の言葉」、つまり「母親に教えてもらった言葉」という意味なんですね。「母国」だとか「国家」などといういかがわしい意味合いはどこにもありません。
ドイツ語でも Muttersprache 「母の言葉」という意味で、事情は同じです。

要するにこれは、「母と子」という極めて個人的な概念に、何者かが「国」という胡散臭い意味合いを密かに滑り込ませたものなんですね。言葉の世界に、国家権力の統制を持ち込もうとしているわけです。
母語と母国語はまるで違う概念で、時には対立することもある。
たとえばトルコに住むクルド人の母語はクルド語ですが、トルコ政府はクルド語を公に使うことを認めていない。つまりこの場合、「母語」と「母国語」は敵対関係にあるわけです。

「母語」はまだ日本語として目新しい言葉ですが(ただし辞書には載っている)、この言葉を使うと、「お、こいつできるな……」という感じになって格好いいので、お奨めです。
僕の知る限り、言語学などの世界では、「母国語」などよりも「母語」のほうが主流になっています。