杉岡幸徳の著作

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万国の猫は団結せよ

猫の労働、夜は何時までOK? 猫カフェ規制で議論


猫カフェの猫って、労働者だったのか。本人(本猫?)は単に寝転がったり猫じゃらしで遊んでいるだけで、働いているとは思ってないんじゃないか。一度猫に聞いてみた方がいい。

猫用の労働基準法でも作った方がいいんじゃないか。労働組合や団体交渉権、最低賃金や残業手当も制定するとか。暇で暇でしょうがない議員はやってみたら。

だとしたら動物園の動物、水族館の魚やカニも労働者として認めて、労働組合でも結成させたらどうか。論理的に考えるとそうなるはずだ。

ヤンキー礼賛(暴動の成人式)

今年も「ど派手」北九州の成人式、異例の「大人の衣装で」要請に加熱取材も /福岡


これなあ……。

彼らを批判するのは簡単だが、面白いのが、成人式で暴れたり、式をつぶそうと企てる連中も、きっちり成人式には来ることだ。

派手で異様なことで知られる北九州の成人式では、花魁姿などの奇矯な格好をしてくる連中は、そもそも式典会場の中に入ってこず、外で気勢を上げたり、酒盛りをしたりしているらしい。

思い出すのが青森のねぶた祭の「カラス族」で、彼らも黒い衣装を着て祭りをつぶしにやってくるのだが、そのくせきっちりと祭りの会場には来る(そもそも来ないとつぶせない)。

つまり、こういう成人式にあらがい、妨害にかかる連中も、実は「成人式」という儀式の中に取り込まれているのである。
要するに、彼らは明らかな体制の支持者のだ。

本当に成人式を嫌っている者は、はじめから式には来たりしない。
これは、彼らなりの屈折した愛情表現なのだろう。

野良犬

昔は、
「犬が人間を咬んでもニュースにならないが、人間が犬を咬むとニュースになる」
と言われていたらしいが、最近は本当に「犬が人間を咬んでも」ニュースになる世の中になった。

日本の街から野良犬が姿を消したからだろう。
彼らがどこに行ったのか――
それは僕は知らない。

しかし、野良犬の姿が見えない街は寂しい。
野良犬の陰鬱でどこか滑稽な影は、この世界の姿そのものだったからだ。


野良犬よ、荒野に戻ってこい!

二人の女

上西小百合議員は面白い。

小保方晴子氏にているところもあるが、決定的に違うところがある。

上西氏の記者会見を少し見ていたが、彼女は明らかに不合理な言い訳を、虚ろな目をして、薄ら笑いを浮かべながら話していた。
これは、自分の言っていることは嘘であることを認識していて、そのことに対して罪悪感を抱いているからだろう。


しかし、小保方氏に「笑い」はない。
彼女の目はいつもまっすぐである。真剣な瞳を輝かせながら「STAP細胞はありま~す」という、あの歴史的名言を吐いた。

これは、上西氏とは全く役者が違うことを示している。
小保方氏は、自分が嘘をついていることを認識しておらず、自ら作った嘘に自ら酔わされているのだ。

世の中はむちゃくちゃ甘い。

世論調査によると、会見を見て「小保方さんを信じます」と言うほうが多いらしい。
なんか、世の中って実はすごく甘いんじゃないかと思い始めた。

「200回成功しました。証拠はありませんけど」
「ノートは5冊くらいあります。提出はしませんが」
「ほかにもSTAP再現に成功した科学者がいます。名前は言えませんが」

これが通用するなんて、なんてちょろい世の中なんだろう。

……と同時に、ぞっともしている。

こういう何の根拠もなく信じる人々と話して分かり合えるものなのだろうか。
「話せばわかる」というのは大嘘で、人間には絶対に理解しえないグループが存在するのではないかと、今更ながら思い始める。

現代のジャンヌ・ダルク

いや、小保方ちゃんはすごい。
論文の撤回をさらに撤回し、あくまでSTAP細胞は存在すると主張し、理研と全面戦争の構えか。

僕は前から、この人は一種の革命家であり、現代のジャンヌ・ダルクだと思っている。
この人のおかげで理研や早稲田の権威は徹底的に破壊され、炎の中に包まれている。

理研も早稲田も恐るべき人間を引き込んでしまったと思うが、それは自業自得であり、人を見る目がよほどなかったと言うしかない。

「麻生さんから内密な依頼がありまして……」

偽ベートーヴェンもそうだが、とにかく詐欺師というのは本当に興味深い人種だ。
トーマス・マンが詐欺師の小説を書いた理由がよくわかる。

今話題になっているビットコインについてだが、これをしきりに宣伝し続けている社団法人日本デジタルマネー協会は、今回のマウント・ゴックス倒産事件についてはほとんど触れず、いまだビットコインの素晴らしさを喧伝し続けている。

この団体の理事を務めている人物が、FBにこんなことを書いている。


実は麻生さんから麻布繋がりで内密な依頼あって、3本目の矢はビットコインでした。この分野では圧倒的に進んでますw


これはどういうことだろう。
「麻生さん」とは麻生太郎財務大臣であり、「3本目の矢」とはアベノミクスのそれを指すのだろうか。

しかし、「ビットコインは破たんするのはわかっていた」と発言した麻生太郎がこんな人物に「内密の依頼」をするわけがない。

これは、明らかにミスリードを狙った書き込みだろう。
「麻生さん」とは、近所の「麻生青果店」とかの店主のおっさんであり、「三本目の矢」とはこれまた近所のスナックか何かの店名なのだろう。

よって、この書き込みは日本政府や財務省とは何の関係もない文章、ということになる。

これを読んで「そうか、日本政府がビットコインに肩入れしているのか……」と思い込んで思わず大量のビットコインを買い込んで破産しても、それは勝手に「誤読」した奴が悪い、ということになる。

見事、というか、見え見えの策謀だ。

The Great Bit Coin Swindle

今更ながら、ビットコインに興味が湧いてきた。

「正体不明の著者の論文に基づき誕生した」という胡散臭さがすごい。

もっとも、人類も初期は貝殻などを通貨にしていて、しかもそれを始めたのが誰なのかはわからないのだから、大した違いはないのかもしれない。

こういう胡散臭いウェブサイトがあるのもなかなかいい。
(日本デジタルマネー協会)

いわく、
「ビットコインの仕組み自体は、セキュアだ。非常にセキュアで、これをハックするというのは極めて困難を伴う」

このサイトのトップページには、マウント・ゴックスの倒産騒動のことは、なぜか一行も触れられておらず、何もなかったのようにコンテンツがを更新されている。

FBにも日本デジタルマネー協会のコミュニティがある。
なんか、いかにも金の亡者とか、いまだにビットコインの未来を盲信している人々が集まっていて、ある種の人間たちのサンプルとしては興味深い。

テーブルの上の叛逆

食材偽装:「修学旅行の思い出台無し」 奈良・三笠

近鉄系のホテルや旅館でメニュー表示と異なる食材を提供していた問題で、奈良市の「奈良万葉若草の宿三笠」は、修学旅行生が多く宿泊する施設だった。利用した学校の関係者からは「修学旅行は生徒の思い出に残る行事なのに……」と憤りの声が聞かれた。


「中高生のガキどもに味なんかわからへんやろう」
と嘯きながら、笑って産地偽装したのだろう。

修学旅行と言えば、僕にも思い出がある。
高校の修学旅行の時、阿蘇で泊まったホテルが、昔天皇が泊まったホテルだとか言っていて、ロビーに生徒たちが座らせられ、支配人の「このホテルはいかに格式の高いホテルなのか」という自慢話を延々と聞かされた。

夕食は気取ったフレンチだった。
だが、僕はホテルの高慢ぶりがどうも気に入らなかったので、フレンチでのテーブルマナー(ナイフ、フォークを外から取っていくなど)をすべて逆にやってやった。
子供っぽいが、これが僕のせめてもの叛逆だった。

今から考えると、ここのフレンチも相当出鱈目な料理を出していたんだろう。
僕のテーブルの上のささやかな叛逆は、正しかったと思う。

自家製パンの悲劇

既製品のパンを「自家製パン」だと主張するのは偽装に当たるのだろうか。

既製品のパンはどこかの工場で作られているのだろうから、「この工場が私の家だ。心の家のようなものだ」と言い張ったら乗り切れるのではないか。

だいたい「自家製パン」だってどこかの工房や厨房で造られるのだろう。
厳密にいえばそれは「家」とは呼べず、本当に「自家製だ」と主張するなら、その工房で一族郎党が生活をしていなければならない。

そんな「自家製パン」って存在するのだろうか?
もし存在するのなら、僕は絶対に食べたくないけど。

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