杉岡幸徳の著作

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人間のコミュニケーションとは、魂と肉体のぶつかり合いである。

家入一真氏「都知事選は『はじまり』」 インターネット新党を設立


「インターネッ党」というネーミングセンスがオヤジギャグだとか、なぜか原発推進のホリエモンが供託金を貸しているという事実は置いといて……。

はっきり言って、この人の考えは古い。一昔のITバブルの頃の発想だろう。

ネットの影響力が大きいのなら、今頃田母神氏が都知事になっていたはずだ。何しろ、彼はあるネットアンケートで80%もの支持を得ていたのだから。

家入氏は自分では政策を考えず、ネットを通じて政策を募集し、スカイプなどを通じて「対話」を重視していくという。

しかし、そんなことをやればネット右翼の意見ばかりが集まり、中韓と断交せよとか、核武装しろとかの物騒かつ非現実的なアイデアばかりが殺到するだろう。
かくして、「インターネッ党」とやらは、単なるヘイト団体かネオナチの一種に堕していく。

人間の本質は肉体であり、人間のコミュニケーションとは、魂と肉体のぶつかり合いである。
この点は、何万年も前から変わらないし、これからも変わることはないだろう。

それともう一つ。
SNSをやりすぎると、自分で物を考えなくなるという調査結果が出ている。
最近は、人と会話していると、何かあるとすぐにスマホで検索するという現象が多々出現している。
こういうことをやっていると、自分で考え、想像力を膨らませ、コミュニケーションを広げていくという能力が衰退していく。

テレビは人を馬鹿にするかもしれないが、インターネットはそれ以上に人間をアホにすることは間違いないと思う。

水晶の冬

今日も雪がちらついていた。週末も雪が降る予定らしい。

この冬はあまりに厳しすぎるのだが、どうなってるんだこれ。

Winter blues から抜け出せそうにない。

このところ、何をやってもうまくいかないので、しばらく冬眠することにする。

東京読書会のこと

東京読書会を始めて、今年の7月で三年になる。

最初は定員10人で始めたが、それが数日で埋まってしまうようになり、去年の五月頃から定員を20人に増やした。

これで一件落着……かと思ったが、相変わらず参加希望の方が増え続け、このところは10日くらいで席が埋まってしまう。

「ずっと参加したいのだけど、なかなか席が取れない……」
という嘆きの声も結構耳にする。
僕はできる限り多くの方を受け入れたいので、本当に申し訳なく思っている。

しかし、これ以上増やすとなると、会のあり方を根本的に考え直さねばならないだろう。

僕は冬は調子が悪くてそういう新しいことを始めるエネルギーがないので、新体制にするとしたらたぶん春以降になると思う。


みなさま、誠に申し訳ありませんが、しばしお待ちください。

第31回 東京読書会レポート

第31回目の東京読書会のレポートをアップしました。

テーマはミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』でした。

クンデラと私

「クンデラとは友達になれそうにないなあ」
とその人は言った。

先日の東京読書会、ミラン・クンデラの『存在の耐えられない軽さ』の回の後の、食事会の時である。

いわく、クンデラは眉間にしわを寄せて気難しく、理屈っぽく見える。とっつきにくそうで、到底お友達にはなれそうもない、と。


しかし、僕がクンデラのポートレートから受けた印象は違った。

彼は肉体的にも精神的にもタフで、いかにも「革命の闘士」という感じがする。
理屈っぽく、シニカルだが、どこか口元に微笑を湛えている。

これは、いかなる悲劇的な出来事に遭遇しようとも、常にユーモアと余裕を忘れない、強固な精神の持ち主であることを示している。
そうでなければ、プラハの春を闘い、チェコの市民権を剥奪され、パリに亡命したうえで、あのような壮大な小説は書けないだろう。


僕も少し理屈っぽいところがあると思うので、たぶんクンデラに実際に会うとけっこう話が弾むと思っている。

3/2 東京読書会32 クリストフ『悪童日記』

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第32回目の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。
(読書会のみの参加もOKです)

【日時・場所】 3月2日(日)
・15時~17時 読書会
 ルノアール四谷店 会議室6
 
・17時~ 食事会
 福の花

【費用】
・読書会……1000円(飲み物代と部屋代込み)
・食事会……3000円程
     
【定員】 20名
 
【テーマ】
アゴタ・クリストフ『悪童日記』

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戦争が激しさを増し、双子の「ぼくら」は、小さな町に住むおばあちゃんのもとへ疎開した。
その日から、ぼくらの過酷な日々が始まった。

人間の醜さや哀しさ、世の不条理―非情な現実を目にするたびに、ぼくらはそれを克明に日記にしるす。
戦争が暗い影を落とすなか、ぼくらはしたたかに生き抜いていく。

人間の真実をえぐる圧倒的筆力で読書界に感動の嵐を巻き起こした、ハンガリー生まれの女性亡命作家の衝撃の処女作。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、ブログ、Facebook、mixiで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさま、お気軽にお越しください。

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