杉岡幸徳の著作

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アナクロ

しかし10ホールズのハーモニカはすごい。

キーごとに本数を買い揃えねばならない。
半音が鳴らない。だからベンディングという特殊でアナログな技術を身に着ける必要がある。それでも鳴らない半音もある。
全音でも鳴らない音がある。これに関しては(おそらく)諦めるしかない。

普通に考えて、楽器としては欠陥品だとしか思えないが、なんで世界中でプロのミュージシャンまでがこれを吹いているのかわからない。
現在のちょっとしたキーボードなら、半音全音はもちろん、音色も百種類くらい変えれるし、リズムボックスもついている。数十のパターンのリズムを鳴らせる。

それに比べて、ハーモニカはなんというアナクロで面倒な楽器だろうか。

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