杉岡幸徳の著作

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遠藤ミチロウのライブ

昨夜、遠藤ミチロウのライブを始めて見に行った。
ザ・スターリンは世代的に現実には見たことがない。彼を見るのは初めてだ。

「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」「No Fun」「オデッセイ・2012 Sex」などの名曲が並ぶ。
中でも、やはりボブ・ディランの曲に勝手に日本語の詞をつけた「天国の扉」は圧巻だった。この詞はディランを超えている。


おまえは独りで死ぬのか
象のように隠れて死ぬのか
恋人に忘れられて死ぬのか……

Knock knock knockin' on heaven's door

俺は天国の扉をたたき壊す
叩き割っても叩き割っても壊れない天国の扉を……


アンコールでは、大好きだったという故若松孝二監督に捧げますと銘打って、「先天性労働者」を歌う。
マルクスの「共産党宣言」の一節をそのまま歌詞にした、スターリン時代の名曲である。


感動した。行ってよかった。
しかし思ったのが、ミチロウがとてつもなくギターが下手なことだ(CDを聴いてわかっていたが)。
さらに歌も無茶苦茶で歌詞を間違えるし、奇怪な、とても音楽的とは言えない叫び声をあげる。観客に嫌がらせをしているとしか思えない。
はっきり言って、前座で歌っていた20代の青年のほうが、はるかにギターはうまかった。

しかし、向上心を全く見せず、上手く・美しくなることを拒否すること――それこそパンクの精神なのだ。それが僕にはよくわかっている。

これからも数か月に一度はミチロウさんを見に行こうと思う。
そして、僕も再びギターを買って歌い始めることにする。
ミチロウの天才的な言語センスと崩壊した音楽感覚が、僕を勇気づけてくれる気がしている。

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