杉岡幸徳の著作

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育児はさっさと放棄しろ!

パンダの赤ちゃんが、母親に捨てられて泣いているが、動物の育児放棄ってけっこうあるらしい。
そもそも、動物は命を懸けてまでわが子を守ったりはしないそうだ。

赤ちゃんを放り出して笹を優雅に喰らっている母親パンダが、わが子を車に閉じ込めたままパチンコに興じる人間の母親に重なって見える。

どちらも、自分の欲望にあまりにも誠実な、純粋な生き物なのだろう。
決して悪い人々ではないのだ。


本当は、育児放棄したり虐待することこそ、動物の本能なのかもしれない。
しょせん、動物にとって一番大切なのは自分の生命なのだから。「種の保存のため、世界の平和に貢献するため」なんて動物が考えているわけがない。
パンダのシンシンが、
「あたしたち、絶滅危惧種に指定されているからね。しっかり逞しい子を育てて、種の保存を図らなきゃ! あたしたちが絶滅しちゃったら、上野動物園の園長さんも悲しむしね!」
などと思っているはずがない。
パンダは、何も考えずに笹を食い、木の幹に抱き着いて戯れているだけである。

育児することこそ、動物の本能に反しているのかもしれない。
だからこそ人間は、母性愛だとか、育児の尊さだとかを懸命に喧伝するのだろう。
本当に本能に根差したものなら、わざわざそんなことを言う必要はないからだ。

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