杉岡幸徳の著作

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ある煩悩

ある寺の住職が、Facebookをやっていた。
プロフィールを見ると、「恋愛対象 女性」となっていた。

う~む。
これいいんだろうか?

レバ刺し狂想曲

レバ刺しが禁止になっても、ひっそりと地下で出し続ける店はあるだろうな。
だいたい、「レバ刺し」ではなく「焼き肉用の生レバー」として出せば問題ない……かもしれない。

客がそれをレバ刺しだと思って食べたとしても、
「それは客の勝手だ。私は焼き肉用として出しましたよ?」
と店側は言い訳できる。
現に、僕の知っている人で、焼き肉用の生レバーを我慢できずに食べてしまって、病院に担ぎ込まれた者がいる。

実をいうと、僕はレバ刺しを今まで一度も食べたことがない。
もともと苦いレバーが嫌いだし、あんなもんをなんで命がけで食べるのか、さっぱりわからない。
あの赤銅色の誘惑の秘密は、永遠に理解できそうにない。

見世物小屋の占師登場

占師テロップ「演出過剰すぎた」 日テレ社長が認識

当時話題になっていた漫才コンビ・オセロの中島知子さんの家賃滞納問題を取り上げた際、「オセロ中島騒動 占師 スタジオ登場」など、まるで中島さんと同居していた占師がスタジオに生出演するかのようなテロップを番組中に表示した。しかし実際に登場したのは別の占師だったという。


これどうなんだろうな。
「オセロ中島騒動 占師 スタジオ登場」とは書いているが、「中島が崇拝していた占い師が登場します」とは一言も言っていない。単に「占師 登場」だけで。
まったく別の占師が現れても、なんら問題はない……はず。

見世物小屋の入り口で「蛇女がいますよ~」と言われて入ったら、女が首に蛇を巻いているだけだったとか。
騙されるほうが悪い。

『金閣寺』

次回の読書会のテーマ『金閣寺』(三島由紀夫)を軽く読了。
三島は昔耽読したものだが、読み返すのは久しぶりだ。

一切の脂肪分がなく、筋肉だけで構成された文体。
しかし、それは筋肉太りの文体だ。脂肪がない分、逆に肥満してしまっているのである。
ボディビルダーの肉体のような、退廃的で、非人間的で、不健康な文章。


同時に、これはハッピーエンドの小説である。
主人公は最後に犯罪を犯すが、それは彼にとって朗らかな義務・労働にすぎない。
読んでいるうちに、読者は心の中でこんな声が湧き起こり、主人公に向かって叫びかけていてるのに気づくだろう。


「早く燃やせ!
 早く金閣を灰塵に貶めろ!」
と。

嵐のたびに給湯器がいかれて、お湯が出なくなる。
お願いだから、シャワーを浴びている最中に、いきなり水に切り替わるのだけはやめてほしい。
悶絶しそうになった。

一周年

気が付いたら、東京読書会も次回で一周年だ。

途中で疲れてやめようかと思ったこともあったけど、やめなくてよかった。励ましてくれる人、助けてくれる人がいたのが幸いだった。よく考えると、僕は大した苦労はしてないのだった。

一周年ということで、これからは新しい展開も考えている。

おまえらの貧しさに乾杯!

「俺の存在を頭から輝かさせてくれ! おまえらの貧しさに乾杯! メシ喰わせろ!」

ミチロウはステージの上から観客に叫ぶ。
「天プラ、おまえだ、カラッポ!」

それでも観客が熱狂するのはなぜなのか。
このところずっとスターリンの解散コンサートのDVDを観ている。

無礼なる礼儀

前にある人から「引っ越しました。ぜひ遊びに来てください」というメールが届いた。
ところが、住所が書いていない。これでは遊びに行けないので、「住所はどこですか?」と聞いたら、返事は来なかった。

単なる社交辞令だったのか?
しかし「遊びに来てください」と言いながら住所を書かないのは、どう考えてもおかしいだろう。どうやって遊びに行くのか。
それで返事もよこしてこないのも無礼だ。

社交辞令だと言うなら、最低限の礼儀くらいわきまえてからやったらどうか。

一粒で二度おいしい「死刑」

<心斎橋通り魔>礒飛容疑者「死刑になると思ってやった」


死刑が存在する限り、死刑を利用した自殺は後を絶たないだろう。

死刑をやり続けると、治安が良くなるというのは妄想であり、嘘だ。逆に、治安は悪くなる。
アメリカには死刑のある州とない州があるが、ある州のほうがはるかに凶悪犯罪が多いのである。


死刑とは、殺人愛好家にとっては、たまらないシステムである。

まず、死刑自体が殺人である。
さらに、死刑が存在するおかげで、殺人そのものも増える。
殺人愛好家にとっては、一粒で二度おいしいシステムなのだ。
もう、堪えられない制度に違いない。

日本人の八割近くが死刑の存続に賛成する背景には、実はこういった嬉しい事情があるのである。

死刑とは娯楽であり、庶民にとってはサーカスのようなものだ。

第11回 東京読書会レポート

第11回目の東京読書会のレポートがアップされました。

テーマは宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』でした。

7/1(日) 東京読書会12 三島由紀夫『金閣寺』

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第12回目、一周年記念の読書会を開催します。
終了後、食事会もあわせて開催します。
(読書会のみの参加もOKです)

【日時・場所】 7月1日(日)
・16時~18時 読書会
 備屋珈琲店(恵比寿) 貴賓室 ROOM WEST
 
・18時30分~ 食事会
 (場所は未定。決まりしだい発表します)
 
【費用】
・読書会……各自のお茶代+部屋代(300円程)
・食事会……3000円程
 
【定員】 10名
 
【テーマ】
三島由紀夫『金閣寺』

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~コンプレックス。挫折。美。23歳の男は、なぜ金閣を炎上させたか~

一九五〇年七月一日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。

この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み――ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇……。

31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。
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この作品について、お茶を飲みながら自由にトークします。
真面目な話をしなくてかまいません。脱線も歓迎。
脱線をしながら、色んな芸術分野に話の翼を広げていくのが理想です。
今までの会の様子はこちらをご覧ください。

なお、mixi、Facebook、ブログで同時に募集します。

参加ご希望の方は、こちらまでメールをお願いします。
食事会に参加ご希望の方は、その旨もお書きください。
みなさん、お気軽にお越しください。


幸福なる逃亡犯

高橋容疑者と菊池容疑者、潜伏中も飛騨高山や北海道に観光旅行に行っていたらしい。
けっこう逃亡生活をエンジョイしていたんだなあ。羨ましい。
これを見逃してくれる警察も、なかなか粋な計らいじゃないか。

平田信にせよ、オウムの逃亡犯って、けっこう幸せな人生を送っている気がする。
少なくとも、彼らよりも悲惨な生活を送っている人はいっぱいいるんじゃないか。

醜悪の美学

偶然、ネットで三島由紀夫の生首の写真を見てしまった。
当時の朝日新聞に、割腹した直後の三島の写真が載っていたとは聞いていたが、実際に見たのは初めてだ。

ショックだった。
三島は美意識に拘る男だったから、切腹による死に美学を見出していたのだろう。
しかし、現実の切腹は決して美しいものではなかった。
それは美だとしても、血と粘液と汚穢とに纏わりつかれた、醜悪の美だった。
だが、それこそ三島が目指していたものだったのだろうか。

なんか、今夜は眠れそうにない……。

名言集

前にも書きましたが、できたら今年中に、「名言・箴言集」をおそらく電子書籍で出したいと思います。

それに載せる「名言」を書き溜めるため、ブログに発表するアフォリズム・箴言はこれから少なくなります。
ご期待とともに、ご了承ください。

言語破壊

僕はら抜き言葉がどうのとか、やたらと「国語の乱れ」を嘆き、「文法的正確さ」を称賛する連中が大嫌いである。

こういう人間が、美しく価値がある文章を書いているのを見たことがない。徹底的に文法的に正しく、徹底的に退屈な駄文は書いているが。
今まで大作家と呼ばれた人が、いかに言葉を蹂躙し、捻じ曲げ、新しい表現を生み出してきたかを考えればよい。

「高等遊民」「露悪家」など、夏目漱石がどれほど新しい日本語を生み出し、そして古い日本語を無にしていったか。

言葉を破壊するのは、作家に与えられた聖なる特権であり、使命である。
言葉を守るのが、何の才能もない俗人の哀れなる運命である。

何に見える?

先日、東京にただ一人残る街頭紙芝居師の実演を観てきた。その時、子供に混じって買ったお菓子がこれ。100円もする、この店では最も高級な料理だ。
ところで、これは何に見えますか?

答えは、(たぶん)次号の『怪』にて……。


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