杉岡幸徳の著作

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奇形

耳にないウサギ、かわいいな。

「放射能は体にいい」と主張する学者がいるが、それなら「放射能で美人になる」「放射能ダイエット」なるものが出てきてもおかしくはない。
これから耳や手のない人間の子供が産まれたら、それだけで「かわいい!」「かっこいい!」と大人気になるかもしれない。
芸能界デビューも夢ではない。

インドでは、指が六本あるなどの奇形の人間は、「神の化身」として崇められている。日本でもそういうことが起きても不思議ではないのだ。

http://youtu.be/UqVY9azhH3U

[原発用語集] 絶対安全

事故が起きるまでは安全、ということ。事実、世界中の原発はこの言葉通り「絶対安全」である。

[原発用語集] 放射能漏れはない

放射能漏れがあること。原発で事故が起こった時、必ず使われる常套句。周辺住民をパニックに陥れないようにするための、電力会社の親切心から出ているとされる。

秘密結社と陰謀論

最近、陰謀論と秘密結社に凝っている。面白い。

はっきり言って、陰謀論を批判する頭のいい人よりも、陰謀論を信じ込む頭の悪い人のほうが、僕には遥かに魅力的に見える。
信じがたい理論を批判することなど、誰でもできる。難しいのは、信じがたい理論を本気で信じることだ。
それには、知性と理性が必要だからだ。

[原発用語集] 原子力安全保安委員会

原発の安全を監視しながら、一方で原発を推進している、不思議な組織。たとえ記者がだれ一人来ていなくても、記者会見は決められた通り実施する、誠実な組織として知られる。

[原発用語集] クリーンエネルギー

放射性物質を環境にまき散らす発電施設、つまり原発のこと。放射能は極めて人間の健康によく、環境を浄化する働きがあるとされているので、こう呼ばれる。

保守

保守とは、自分の利権を保ち、守りたがる人間のことをいう。

[原発用語集] 「直ちに影響はない」

10年後、ガンや白血病に冒されて死ぬこと。しかし、その頃には因果関係は証明できなくなっているので、政府や電力会社にとっては全く影響ないということ。この言葉の発明者は、日本政府の枝野官房長官だと言われている。

[原発用語集] 「放射能」

浴びると健康になり、気分爽快になり、寿命が延びる、魔法の物質。健康食品・健康グッズの一つ。一部のえせ学者が言うような健康への害は、一切確認されていない。政府は福島原発から30km圏内の住民を避難させているが、これは放射能を浴びすぎると寿命が伸びすぎ、年金制度が破たんするためと言われている。
発育盛りの子供には特に良い作用をもたらすので、福島県では放射能を帯びた野菜を、積極的に給食に取り入れている。

[原発用語集] 「交付金」

原発のある地域の住民の、命の値段。原発が建てられる予定の地域の住民には、あらかじめこの金銭が支払われる。麻薬としての効能もあり、交付金を服用すると、「原発に反対しなくなる」「原発に対する恐怖がなくなる」「放射能に対して耐性がつく」「真面目に働くのが馬鹿らしくなる」などの効能がある。

檸檬

梶井基次郎の「檸檬」を久しぶりに読む。
あれ、こんなものだっけ?
思ったほど感動・驚愕しない自分がいる。
僕の感覚が変わったのか。
それとも、僕はもっと濃厚で血が滴るような美を愛するのか。

日本の原発を賛美するトンデモ本

本屋で凄い本を見つけた。
SF作家・豊田有恒氏の『日本の原発技術が世界を変える』という本だ。

要するに、日本の原発の技術は世界一であり、絶対に安全である。これを大々的に世界に売り込もうではないか……という信じがたい内容の本。
「あまりに無神経な本じゃないか」
と思って奥付を見ると、出版されたのが2010年の12月だった。
あまりにタイミングが良すぎる。いや、悪すぎる。

今読むと、ヘロイン中毒者が白昼夢を見ながら喚いているような、異様な本である。

と学会は、この本をトンデモ本大賞に推す気はないのだろうか。
これより異常なトンデモ本が、この世にそうにあるとは思えないが。

以下は、この本の紹介の抜粋である。


原子力の平和利用を追求してきた日本は、いまや世界最高水準の原発技術を持つ存在です。日本の技術なしには、安全で確実な原発は世界に供給できないのが現実なのです。「日本は原発を通して、世界に貢献できる」というのが著者の主張。

……わが国の原発技術が世界最高の水準にあることを、多くの日本人が知らない。たとえば日本の原発の非常停止は、運転7000時間あたり、0.07回という驚異的な少なさだ。……だからこそ、世界一安全な原発を世界に広めることが、この上ない世界貢献の道だと、著者は力説する。三十年にわたって原発事情を研究、国内の稼働地、建設予定地のすべてを取材した著者による、最新原発リポート。


この人はひょっとして、僕らとは違うパラレルワールドにでも住んでいるのだろうか。
それとも、僕らが住んでいる世界こそが非現実であり、現実には東北大震災も福島原発事故も起こっていないのだろうか。
この本は、一種のSFとして、ユートピア小説として読むべきなのだろうか。

喪失

失うことは、得ることだ。

あるお茶屋の陰謀

武蔵小山の商店街を歩いていたら、お茶屋のおばさんに呼び止められた。
「ちょっとお兄さん。静岡の新茶、召し上がって行きません?」

思わず足を止め、一杯煎じてもらう。
甘くてうまい。
「美味しいでしょ?」
おばさんが嬉しそうに、僕の目を覗き込みながら言う。
僕は飲み干した湯呑みを返しながら、
「深い味です。……でも、セシウムは大丈夫なんですか?」
「え?」
おばさんは、虚を突かれたような、不思議そうな顔をした。
「ああ、今話題のセシウムね。そんなの入ってませんよ。セシウムが出たのは神奈川の足柄茶です。静岡のお茶は大丈夫ですよ」
「いえ、静岡茶って、そもそも放射性物質の検査をしていないと聞きましたけど」
「ええ?」
おばさんは、さらに不思議そうな、戸惑ったような瞳で僕を覗きこんだ。
「それは違いまわよ。静岡茶はちゃんと検査しています。セシウムが出ていないのが証明された上で、出荷されているのよ」
「でも、静岡茶って、本当は静岡で採れたお茶じゃないですよね?」
「はあ???」
今度はおばさんの表情が引き攣ったような気がした。
「四国や、関東や、東北で採れたお茶を静岡に持ってきて、それを『静岡茶でござい』と言って売りに出す。これが実際じゃないですか? 宇治茶だって、本当に宇治で採れた茶葉はほとんど含まれていないと聞きましたが」
「そ、そんなことないです。この店の静岡茶は、みんな本当に静岡で採れたお茶っ葉なのよ……」

僕はこの辺で話を切り上げ、店頭に並べられていた「さつま茶」を手に取り、買って帰った。


しかし、お茶屋って、こんなに堂々と嘘をつくのかね。
静岡茶や宇治茶が、必ずしも静岡や宇治で採れたものでないことは、ちょっと調べたらわかる。
お茶屋をやっているから、精神が「茶人」になっていい加減なのかもしれないが、現代の消費者を甘く見ないほうがいい。
みんな賢くなっている。
周囲に他のお茶屋がなかったので、しかたなくこの店で買ってしまったが、もうこんないい加減な店で買う気にはなれない。

笑われる人

この世に笑う人と笑われる人がいるのなら、僕はいつも笑われる人でありたい。

笑われる者

笑う者と笑われる者では、笑われる者のほうが偉大であり、美しい。

物を持てば持つほど、人は不幸になる。

解剖室

やっぱり僕の出発点はパンクとアヴァンギャルド芸術なんだなあと思う。

久々に聴いたスターリンの名曲「解剖室」。
ノックアウトされてしまった。
ミチロウの詩の素晴らしさはもちろん、挑みかかるようなボーカルに胸を抉られる。
ふたたびスターリンを聴きなおすことにしよう。
やはり、遠藤ミチロウは福島の生んだ最大の詩人である。

「解剖室は空いたか?
バラバラになって早く出ろ
 ホラホラ お前の番だ……」

http://youtu.be/NOkafqRrtw8

真の「名言」

世間で言う「名言」を、名言だと思ったことは一度もない。たいていは極めて当たり前の言葉で、単に有名人や金持ちが言っているというだけなのだから。本当の名言や箴言を知りたかったら、オスカー・ワイルドを読むことだ。あまりのレベルとステータスの違いに驚くだろう。

愚か者2

もし誰かに愛されたかったら、愚か者になることだ。

愚か者

本当に愛されるのは、愚か者だけだ。

すべてを捨てよ

すべてを捨てよ。
そうすれば、あなたはすべてを手に入れるだろう。
私たちは、失うことによってしか獲得できない。

原発と死刑囚

原発を受け入れたときにもらえる補助金とは、死刑囚が死刑執行前にもらえるご馳走のようなものだ。

悪人

「正しいことだけが取り得」という人間にはなりたくはない。
それならむしろ、悪人のほうがましだ。

批判

トンデモ本を書いている人と、それを批判している人では、トンデモ本を書いている人のほうが魅力的に見えるのはなぜだろう。
批判されるというのは、魅力的である証拠なのだ。

ヒーリングミュージック

広橋真紀子さんのヒーリングミュージックをずっと聴いている。
とてもいい。
音の襞に、母性愛がひっそりと隠れているのを感じる。
聴いていると、優しく信頼できる女性カウンセラーと向かい合っているような気持ちになる。

そして、こう語りかけてくれる。

「頑張らなくていいのよ。
 そのままでいいのよ……」
と。

犬鍋

http://getnews.jp/archives/115678

実際に犬鍋を食べずに、よくこんな記事を書くよね。

僕はこの店で犬鍋を食したことがある。美味だった。
感動のあまり、そのレポートをアメーバニュースに書いたら、すさまじい反響で、コメントが500件くらいは来たと思う。

これをきっかけに「食文化って面白いな」と思い、僕は世界中の変わった食べ物を食べまくり、『世界奇食大全』(文春新書)を書いたわけだ。

犬料理は、この店以外にも池袋の中華料理店などでも食べれるので、興味のある方は試してみるといい。
新しい美食の扉を開けることになるだろう。

『世界奇食大全』(文春新書)

アザラシ

久しぶりにスターリンの「アザラシ」を聞いた。
ほんま、名曲。涙が出そうになった。
ふたたびスターリンを聞き、スターリンを活動しなおそうと思う。

「俺はアザラシ 手も足も出ない 俺はアザラシ 身動きできない 泣いても駄目さ……」

http://youtu.be/ymoSxlnjdxc


略奪

暴力で奪われた物は、暴力で奪い返してかまわない。

安心と不安

不安を煽る人間より悪質なのが、安心を煽る人間だ。
今の政府のことだ。

これは、確かに革命だ。

これは、確かに革命だ。
原発マネーにまみれた自民党政権なら、絶対に浜岡原発は止められなかっただろう。
それどころか、僕らは福島原発で事故が起きたことすら知らされなかったに違いない。
管直人は、市民運動上がりの政治家だった。
これは、市民の勝利である。

無垢

人は、罪を重ねれば重ねるほど無垢になっていく。

生肉エレジー

メモ的に。
これは意外だった。

「生肉」に関する国の衛生基準に罰則がなく、全国の焼き肉店で提供される生肉の大半は、国の基準を満たしていないとみられる。

とは。

では、馬刺しなんかも規制は全くなかったのか。
新宿に変なお店があり、ここではカエルの刺身や、ブタの○○○を生で食わしたりするが、これも規制外だったのか。

よかった、この店で食べなくて。
嫌な予感がしてたんだ。


http://mainichi.jp/select/today/news/20110504k0000m040094000c.html

礼儀作法

犯罪を奨励し煽動するのは、芸術家にとって礼儀作法のようなものだ。

ペン

僕がものを書く時、そのペンは自分の方を向いていた。

「熱中人」に出演します

NHKのBSプレミアムで放送される「熱中人」に出演します。
すでに収録は終えています。

5/13 23:45~24:00
5/17 18:30~18:45

テーマは奇祭について。
よかったら、ご覧ください。

魂を慰撫する歌

「千と千尋の神隠し」の主題歌を何度か聞き、涙してしまった。

歌っているのは、チェルノブイリの事故で故郷を失った、ウクライナの女性歌手。
これほど、地震と放射能で疲れ果てた、僕らの魂を慰める歌はない。

http://youtu.be/xQJog0rs7Eg

買収

「試合が終わった後で、買収だ八百長だなどと騒ぐな。そんなに悔しかったら、あなたも買収して勝てばよかったのだ。なぜやらなかったのか。なぜできなかったのか。あなたはその程度だから、いつまでも人生の敗者なのだ」

……賢者はこう言った。

浅田真央にいま必要なもの

浅田真央にいま必要なのは、練習などではなく、「男」ではないだろうか。
演技に色気がなさすぎる。
このままだといくらジャンプを磨いても、頭打ちになるような気がしてならない。
なぜ安藤美姫が見事に復活したのか。よく考えてみるといい。

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