フリーライター
編集者の求める通り、臨機応変になんでも書けるというのは、決していいことではない。
そういう人は、一生ただのフリーライター・雇われ文士から進化することができないだろう。
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編集者の求める通り、臨機応変になんでも書けるというのは、決していいことではない。
そういう人は、一生ただのフリーライター・雇われ文士から進化することができないだろう。
最近夜這いについて調べているので、夜這い評論家になりそうだ。
夜這いは日本だけではなく、ブータン、ミクロネシアなどにもあることがわかった。
ブータンでは、夜這いを仕掛けた女の子に、自分で作った「ナスビ」を握らせるのが習慣らしい。
よくわからん。
このあたりも原稿に書くと面白いだろうな。
愛とは、いつも無条件でなければならない。
条件つきの愛など、愛と呼ぶに値しない。
大人になるということは、平凡な人間になるということだ。
付き合うのは一人ではできない。
別れるのも一人ではできない。
「ガールズトーク」と「おばはんの井戸端会議」の違いはどこにあるのだろうか?
話している内容はたいして違わない気がするのだが。
いつも思うのだが、「君にとどけ」というのは日本語的におかしい。
文法的に間違っている。
「とどけ」とは誰に命令してるんだ?
「君」なのか?
正しくは「あの人にとどけ」だろう。
玉置浩二、実は統合失調症だったのか。
見なおした。
一つや二つの精神異常がなければ、やっていけない世の中だ。
なにしろ、この世界自体が狂っているのだから。
先日、「インセプション」を見に行った。
登場人物が夢を見て、夢の中でさらに夢を見て、さらにその中で夢を見る……という、多層的な、とても複雑な映画。
それに、いかにもハリウッド的な、派手なドンパチや爆発、カーアクションなどが追いかぶさる。
なかなか面白かったが、こういう映画を見ると、何一つ事件らしい事件が起こらず、淡々と訳もわからず過ぎていく物語が見たくなる。
ちょうど、脂っこく巨大なTボーンステーキに飽きて、あっさりとしたお茶漬けを食べたくなるようなものだ。
よく飲食店にある、「よくばりセット」「わがままランチ」などの商品名。
これが前から気になって仕方がない。
よくばりやわがままを、肯定的に使うのは、なんか変ではないだろうか?
女の気持を一番理解していないのは、女自身である。
"girl"とは、何歳までの女性を言うのだろう?
この間、田中真紀子が「小沢ガール」として紹介されていたので、本気で悩んでいる。
異様につばの大きいサンバイザー、意味もなく長い日よけの手袋……。
この間は、頭を黄色と黒の「虎模様」に染め抜いているおばはんを見た。
本当に、おばはんのファッションセンスは、もはや人類の理解を超えている。
人間は、壊す時が最も美しい。
東京も、地方だ。