杉岡幸徳の著作

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富士吉田うどん

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山梨県富士吉田市の名物「吉田のうどん」。
さぬきうどんなどに比べ、はるかに麺が太くて固く、歯ごたえがある。
これは、昔吉田では女性の多くが繊維産業に従事し、代わりに男が太い腕でうどんを打った名残だという。
味は、「すき焼きの中に太いうどんを入れ、生煮えで食う」といった感じだ。スープは濃厚だ。

上にのっているのは「馬肉」である。このあたりの名産品らしい。町では「馬肉あります」の看板をよく見る。


河口湖周辺には、富士山目当てに来た白人がいっぱいいる。
河口湖駅のレストランでも吉田うどんは食べれるのだが、英語のメニューもあり、そこにはなんと'Udon with horse meat'(馬肉入りうどん)と書いてあるのだ。

馬肉というのは、アメリカやイギリスではタブーであり、絶対に食べない。
日本人が犬肉や猫肉を見るようなものだと思っていい。
白人の旅行者がこのメニューを見て、"Oh! Shit!""Surprising!""Crazy!"と大騒ぎをしていた。

そして、何事もなかったかのように、さりげなく普通のサンドイッチとコーヒーを頼み、大人しく食していた……。

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