杉岡幸徳の著作

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読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」に出演

1月22日、大阪の読売テレビの「情報ライブ ミヤネ屋」に出演しました。
奇祭の特集をするということで、僕の家まで、わざわざ大阪からスタッフのみなさんに撮影に来ていただきました。
アナウンサーの植村なおみさんと話しながら、時にはパソコンの中の画像を見せながら、いろんな祭りの解説をしました。
僕は東京で見れなかったのですが、いかがだったでしょうか?

あと、植村さんたちが福江島の「ヘトマト」を取材に行かれたようですね。この映像も見てみたいです。

<なまはげ暴走>大浴場に侵入 女性客数人の体触る

感動的に笑ってしまうニュースを一つ。

<なまはげ暴走>大浴場に侵入 女性客数人の体触る 秋田


 秋田県男鹿市の旅館で昨年の大みそか、大浴場に「なまはげ」が侵入し、女性数人の体を触っていたことが分かった。なまはげは家々を回って子供たちに礼儀の大切さを教える男鹿半島の伝統行事。国の重要無形民俗文化財にもなっている。その逸脱行為を重く見た男鹿温泉郷協同組合は、問題を起こしたなまはげが所属する町内会について、温泉郷でのなまはげ行事への参加を3年間禁止した。

 組合によると、観光サービスとして温泉郷周辺の町内会の男性5人が扮(ふん)したなまはげが午後8時半過ぎに旅館ロビーで舞を披露。うち20代の男1人が抜け出して大浴場に入り、女性客数人の体を触った。男は振る舞われたお神酒などで酔っていたという。女性客の家族から苦情を受け、町内会長らが謝罪した。

 組合や町内会長らは今月8日に対応を協議し、問題を起こした町内会のなまはげの出入り禁止を決め、男に厳重注意した。女性客の了解もあり、告発などの措置は取らないという。これとは別に男鹿市や市観光協会には「妻がなまはげに胸を触られた」などの苦情が2件あったという。

 山本次夫・同組合長は「言語道断の行為」とコメント。なまはげゆかりの真山神社の武内信彦宮司は「モラルが欠けている」と苦り切っていた。【馬場直子】


この事件に関しては、「日本の素晴らしい伝統行事を汚すのは許せない!」という人が多いようですが、事情はそう簡単ではないようです。

そもそも、なまはげには、初めからセクハラが伴っていたんですね。

つまり、人の家に押し入って、お嫁さんに「姑の言うことをよく聞け」などといいながら、ついでに女性の体も触る、というのが常態だったのです。

若い女性をいびる祭りは、いっぱいあります。
たとえば、「嫁の尻たたき」と称して、若いお嫁さんのお尻を叩く行事は全国的にありました。今も福岡県春日市などに残っています。消滅した奇祭としては、「越中の尻たたき祭り」が有名です。


つまり、なまはげが女風呂に進入したのは、日本の伝統に忠実に従ったまでにすぎない。問題になったのは、温泉に入っていた客が地元の人ではなかったからでしょう。
もし相手が地元の人だったら、笑って済まされてしまったはずです。

伝統をあんまり美化したり、昔の人を神聖視するのは良くない。昔の日本は、別に聖人君子の住む楽園ではありません。

「FLASH」の珍グルメ特集を監修

あけましておめでとうございます。


今日発売された「FLASH」の珍グルメ特集を、僕が監修していますので見てみてください。カラー3ページです。

取り上げた食材は、さくらんぼカレー、ふなずしパイ、メダカの佃煮、イルカの干物……などなど、です。
美人芸人の鳥居みゆきさんが登場して、これらの変な食べ物を食いまくっています。トップページには、イルカの干物にうまそうに食いつく鳥井さんの姿が……。


記事の中にも書きましたが、「食」というのは、世界的にとてつもなくタブーが多い分野なのです。だから僕らは、食べているようで、実はごく一部分の食物しか知らないのです。

牛、豚、鯨、卵、魚、大根、タマネギ、ニンジン……など、ありとあらゆる食べ物が、ある文化圏では「これは食べてはいけない」とされているんですね。
おそらく、「食べてはいけない」とされたことのない食べ物なんて、この世に存在しないんじゃないでしょうか。

つまり、変わった食べ物に接するということは、「僕らはいったい何者なのか」という問いかけでもあるんですね。
なぜこの食べ物がタブーとされているのか。それを考えることによって、僕らの暮らす文化の成り立ち、正体が見えてくるわけです。


タブーこそ文明の王者であり、僕らの文化を規定するものなのです。

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