杉岡幸徳の著作

2018年8月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

« パンダにされた犬をめぐり大論争 | トップページ | やはり怪しかった「段ボール肉まん」 »

原発事故と枕詞[メルトダウン]

和歌のレトリックに「枕言葉」というものがありますね。

「秋津島」と来たら「大和」、「あしびきの」と来たら「山」、「たらちねの」と来たら「母」というように、ある決まった語句の後に決まった語句をつなげる「お約束」「決まり文句」のことです。


さて、いま柏崎の刈羽原発の事故について騒がれていますが、「原発事故」も、どうやら和歌の「枕詞」のようです。

つまり、「原発事故」と来たら必ず、「放射能漏れはありません」または「人体に影響はありません」と続くんですね。完全に決まり文句と化しています。

電力会社の人間が、記者会見で、

「原発の事故がありましたが、放射能漏れはありません」「人体に影響はありません」

と言っても、それはその人達が記者会見の場を利用して、勝手に「和歌」を詠んでいるだけであって、本気にしてはだめです。ただの「枕詞」であり、文学的レトリックにすぎないんです。

文学とは想像の世界だから、現実世界とは何の関係もない。
現実から遊離していると言う点で、「原発の事故がありましたが、放射能漏れはありません」という「和歌」は、極めて優れた文学的作品だと言えるのです。

« パンダにされた犬をめぐり大論争 | トップページ | やはり怪しかった「段ボール肉まん」 »

「ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/44296/15786112

この記事へのトラックバック一覧です: 原発事故と枕詞[メルトダウン]:

« パンダにされた犬をめぐり大論争 | トップページ | やはり怪しかった「段ボール肉まん」 »