杉岡幸徳の著作

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宮古島の奇祭「パーントゥ」

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 エメラルドグリーンに輝く海のある沖縄の宮古島も、今はオフシーズンだ。だが、今は奇祭「パーントゥ」の季節だ。今年は11月6日、7日に行われた。

「パーントゥ」とは現地の言葉で「妖怪」「化け物」という意味である。夕暮れ迫るころ、体にキャーンというつる草を巻き、泥を塗りたくり、不気味な仮面をつけた三匹のパーントゥが集落に現れ、人々を襲い、泥を塗りたくっていくのだ。

 この泥が、とんでもなく臭いのである。だから多くの人は逃げまくる。しかしパーントゥは全力で追いかけ、抱きつき、人々を泥まみれにしてしまう。

 パーントゥが主に狙うのが、若い女性、赤ん坊、新築の家だ。泥にまみれるとご利益があるというので、母親はわが子をパーントゥに差し出して泥を塗ってもらう。パーントゥは新築の家に上がりこみ、酒を飲み、新しい家をドロドロにしてまた去っていく。これも「ご利益がある」ということで、家主も文句は言えないのだ。

 子供は、パーントゥの恐ろしい姿を見て泣き叫ぶ。泥の妖怪に追いかけられ、臭い泥をつけられ、とんでもなくハードな祭りだった。

宮古島のスケッチ (2)

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・宮古島は山羊料理の本場で、山羊のミルク、山羊鍋、刺身などがある。味には賛否両論がある。

・沖縄の料理は肉が多く、脂肪分も多い。甘いお菓子も多く、黒砂糖の塊をキャンディーのように売っている。沖縄が「長寿日本一」だったのは昔のことで、今は肥満し、健康を壊した人も多い。肉の摂取量は全国でも最高、野菜の摂取量は最低とか。

・沖縄の人口当たりの「飲み屋」「バー」の軒数は、全国でもトップクラス。確かにやたらと飲み屋は多い。

・島の土産物屋には、なぜか「スパム」の缶詰が置いてある。宮古島の料理によくスパムが使われるのは事実だが、いつの間にスパムが「宮古島名物」になったのだろう。

・宮古島では、いま「ちんすこうのチョコレートがけ」が大人気。ビター、ミルクなど、いろんな種類が売られている。ただ、ちんすこうにチョコをかけてしまうと、ただの「チョコレートクッキー」のような気がするのだが……。

・宮古島の言葉は本土とはまったく違う。「いらっしゃい」を「ンミャーチ」、「ありがとう」を「タンディガータンディ」といい、あまりにも違う。まったく外国語だ。

・しかし、多くの人は日本語の共通語も話す。中学生の会話などを聞いていると、東京の中学生の会話とそれほど変わらなかったりする。ただし、アクセントはやはり宮古島のものだ。

・宮古島は日本本土よりも、台湾にはるかに近い。文化的にも東南アジアに似ているはずだが、違うのが、東南アジアでは星の数ほどある「屋台」がほとんど見あたらないことだ。ここはやはり日本であり、日本の道路交通法で屋台の出店が規制されているからだろうか。


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宮古島のスケッチ (1)

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・宮古島のビーチは美しい。海はエメラルドグリーンで、砂浜の砂はサラサラで、あくまで白い。前浜ビーチは「東洋一美しいビーチ」と呼ばれている。

・宮古島の言葉は、沖縄本島の人にもわからないという。沖縄本島、宮古島、石垣島では言葉が全然違うようだ。

・「宮古そば」という食べ物があって、沖縄本島のソーキそばに似ているが、宮古そばはなぜか具を麺の下に入れて隠す。「ぜいたく」と思われないための措置だとか。

・中心部の物価は観光客を目当てにしているためか、驚くほど高い。下手すると東京よりも高い。

・島の初泳ぎは「一月」らしい。つまりその頃から泳げるほど暑い気候ということだ。

・島を歩いていると、突然頭上から水が降ってきて驚くことがある。これは農作業のためのスプリンクラー。初めての人は驚くが、島の人は慣れている。


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宮古島に行きます

明日から三日ほど、ある取材のために宮古島に行ってきます。
最高気温は26度のこと。半袖でも暮らせるのでしょうか。
詳細は、また報告します。

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