杉岡幸徳の著作

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北朝鮮ミサイル騒動のペテン

ちょっと日本人の騒ぎすぎ、喜びすぎが目にあまるようなので、少し言及を。

今回の北朝鮮のミサイルは、別に日本領海に落ちたわけではないようだ。そんなことは、「ミサイル着弾点」と「日本の領海等概念図」を重ね合わせればわかる。

北朝鮮のミサイル着弾点

日本の領海等概念図

ただし、「ミサイルの着弾点」は、おそらく防衛庁作成の資料によっている。
奇妙なことに、「点」と言いながら、極めてその範囲が広いことがわかるだろう。それほどいい加減な情報ということだ。

おそらく、日本人はあの海を「日本海」と呼んでいるので、あれがすべて自分の領海だと勘違いしているのだ。マスコミも、「日本海のロシア領に落ちた」と(意図的に?)言わないので、あたかも日本の領海または排他的経済水域にミサイルをぶち込まれたと勘違いする人が続出する。
この国のマスコミは、北朝鮮なみに暗黒・画一的である。

ミサイル発射が平壌宣言に反するのは間違いないが、これをもって直ちに「攻撃される前に敵国を破壊できるようにせよ」とか、制裁決議とかで騒ぐほどでもない。
これで騒いでいる人は、よっぽど暇か、被害妄想か、騒ぐことによって金が儲かるかのいずれかだろう。

僕が一番共感するのが、愛知大学の河辺一郎教授(国連問題)の次のような言葉だ。

「経済制裁は軍事力行使の一歩手前で、『憲章第七章』では同じ文脈で扱われている。そのことが国内でほとんど議論されていない」

「ミサイル発射は確かに問題だが、この程度で経済制裁が決議されたことはない。南アが周辺諸国を侵略し、万単位の人が殺された時でも、米は経済制裁に拒否権を行使し、日本も一貫して反対した」

「拒否権行使は、国際社会で孤立するという見方もあるが、それは日本国内で、そう見られているだけ。今、世界の中で少数派は米英日。少数派の金持ちが、多数派の貧乏人を黙らせている状態。こういう決議案が、賛否分かれずに通ってしまうことの方が問題だ」

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