杉岡幸徳の著作

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掲示板で中傷される=「インターネット免許制」について

この間、僕のサイトの掲示板に、僕を誹謗中傷する書き込みがあった。
もちろん、僕は一切相手にせず、即座に書き込みを削除し、書き込んだ人間のIPアドレスをアクセス禁止にしたのだが。

僕がまったく相手にせず削除したのは、この書き込んだ人間が匿名だったからだ。
だいたい僕は顔も本名もさらして活動しているのに、誹謗中傷する者だけ名前も名乗らないとは何事か。
「私は臆病で卑劣な者なんです。だから、私を人間扱いしないでもかまいません」
と言っているのと同じだろう。

もちろん、単なる雑談や、楽しいトークなら匿名でも構わない。そういうところなら、僕も積極的に加わりたい。
しかし、人を誹謗中傷するという、人間の生命や根源を脅かす攻撃を仕掛けてくるなら、自分の名前くらいは明かすのが礼儀だろう。
そうでなければ、僕は一切相手にしない。

もちろん、相手が名前を名乗ったところで、それが本名なのか、今のところ確認する術はない。
しかし僕は、これからインターネットは「免許制」になると思っている。

ちょうど、車の免許を取らないと、車を運転できないのと同じだ。
「人間には車を運転する権利がある。だから、車の免許制をなくし、誰でも好き勝手に車に乗っていいことにすべきだ」
「さらに、車にナンバープレートをつけねばならず、陸運局に行けばナンバーで車の所有者の名前や住所がわかるというのは、プライバシーの侵害だ。車のナンバープレートはなくすべきである」
などと本気で主張する人はいないだろう。
車というものは、往々にして凶器になり、犯罪にも使われるからだ。

インターネットの言動も、人を傷つけ、名誉を毀損し、明らかに犯罪にもなりうる。
よく「言論の自由」を口にする人がいるが、この世界で、言論の自由が100%認められている国は、どこにもない(あったら教えてほしい)。

日本でも、相手を侮辱するようなことを書くと名誉毀損罪に問われるように、完全に言論が自由な国など、どこにも存在しない。
いくらなんでも、
「完全な言論の自由を確立するために、いくら誹謗中傷してもいいことにせよ」
などと言う人はいないだろう。

そして、「インターネット免許制」は言論弾圧ではない。
「誹謗中傷だろうがなんだろうが、好きに書いて構いませんよ。ただし、それを書いたあなたの身元は簡単に特定されます」
ということだ。
(某匿名掲示板でも、最近は犯罪を予告するような書き込みがあれば、すぐに書き手が警察に逮捕されるという仕組みが出来上がっている。管理者がIPアドレスを警察に開示しているからだ。もはや、「なんでもかんでも書き放題、やり放題」というユートピアなインターネットの世界は、とっくの昔に終わりを告げている)

そして、こういうところで、「匿名による言論の自由」などという奇麗事を持ち出す人に限って、実は大したことを書いていないのが世の常だ。誹謗中傷ならいくらでも書いているのだが。


数年前の「イラク人質事件」で、凄まじい世論の攻撃を受けた今井紀明さんのブログを見ながら。


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