杉岡幸徳の著作

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子供が殺されるニュースについて

最近、塾で子供が刺されただの、段ボール箱の中で子供の死体が見つかっただの、やたらと「殺される子供」のニュースが多い。

こういうニュースを見て、「子供の殺人事件が増えている」とか、「殺伐とした世の中になったものですなあ……」と慨嘆したり悲嘆する人が多いが、これは間違いである。

よく、「犬が人間を咬んでもニュースにならないが、人間が犬を咬むとニュースになる」と言われる。
当たり前の出来事はニュースにならず、珍しいことこそがニュースになる、という意味だ。

つまり、最近「子供の殺人」のニュースが多いのは、「子供が殺されることはめったにない」ということの裏返しなのだ。
もし一日に子供が1000人単位で殺されていたら、それは極めて当たり前の現象で、ニュースにすらならないだろう。

子供が殺されるニュースの多発は、逆に「子供は極めて安全な環境の中で暮らしている」ということを意味している。
安全な環境の中での純粋培養が、いいことかどうかはわからないが。

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10代犯罪に関する著書です。 最近でも続々と・・・ 未だに減る気配もないですね・・[:困惑:] 関心ある方、よかったら読んでみて下さい[:見る:] 世間を騒がせた事件は私達に大きな宿題を残している・・ 本書では、「猟奇的事件」に類する各種少年犯罪事例を取り上げ、現代の社会病理を、犯罪事例を素材として紐解く事を目的とする。世間を騒がせた事件は、わたしたちに大きな宿題を残している。だが、流動化の激しい現代社会では、少し前の問題がどんどん置き去りにされてしまう傾向にある... [続きを読む]

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