杉岡幸徳の著作

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引越しと気がかりな夢

数日前、東京の某所から某所へと引越した。しかしこの「某所」という響き、とても怪しいな。

前のところはすでに8年も住んでいたので、もういい加減いいだろうということで、引越しを敢行。
部屋の間取りもまったく違うところで、心機一転を図る。

しかし最近、妙な夢を見る。
「グレゴール・ザムザは何か気がかりな夢から目覚めると、自分が虫になっていることを発見した」
というのは、フランツ・カフカの『変身』の冒頭の有名な一節だが、そんな「気がかりな夢」である。
この夢は引越し前から続いているので、引越しとは関係ないはずだ。

壮大で悲劇的な夢ではない。怪物や恐竜に追いかけまわされるといったスケールの大きい悪夢ではなくて、つまらない夢である。

電話をかけようとしても途中で何度も回線が切れたり、なくした本がなかなか見つからなかったり、財布から小銭が全然出てこなかったり……という、変に日常的で、イライラする夢なのだ。

壮大な悪夢のカタルシスがまるでなく、変にイライラするだけのちっぽけな夢……。
生産性のまるでない夢で、カフカが冒頭であんな奇妙な文章を書いた気持ちがわかるような気がする。

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