杉岡幸徳の著作

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自分で自分に突っ込むな!

僕は、「自分で自分に突っ込む文体」というのが嫌いである。

ほら、よくあるでしょう。文章の最後に、「(おい」とか「(え」とか「(爆」とかをつけて、自分で自分に突っ込んで喜んでいる文体が。

友達が少ないのだろうか、誰も突っ込んでくれないのだろうか。とにかく自意識過剰で見苦しい。

よく素人で歌を歌うと、照れてしまって、歌の途中で自分で笑い出してしまう人がいる。
全然面白くないのに。見ている方は白けるだけだ。
プロの歌手は、決して歌の途中で笑い出したりはしない。
最後まで、自分の歌を歌いきるだけである。

このような現象が起こるのは、インターネットが発達し、素人までが簡単に、自分の文章を発表できるようになったからであろう。

文章の玄人は、決して自分で突っ込んだりしない。
代わりに、読者に突っ込んでもらう。

それは、玄人は読者を信頼しているからである。
読者を信頼し、ひいては自分自身を信じること、偉大な表現の始まりは、ここにしかないだろう。
決して、意味不明な照れ笑いからは、人を感動させる表現は生まれない。

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» ははははは(涙) [YUN-ARTS]
コメントにレスしようと思ったのですが、度々ゴメンナサイ。 先に杉岡氏のblogを拝見して、思ったこと。 そっかーってカンジでした。 落ち込んでいいです... [続きを読む]

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