杉岡幸徳の著作

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悪態祭り2

「悪態祭り」に行ってきた。
みんなで罵詈雑言を口走りながら、供え物を奪い合うという激しい祭り。
時には流血沙汰も起こるのだ。
その日は、どんな悪口を言ってもいいのである。

面白いのが、なぜか一人「外国人」が混ざっていたことだ。
現地の岩間町はとんでもない田舎なのに。

そいつは、英語で悪態をついていた。
"Fuck!"
"Bullshit!"
"Give it to me!"
すかさず、この外国人に対して、みんなが罵声を浴びせる。
「なに言ってるかわかんないんだよ!」
「変な外国人のバカヤロー!」

罵声が山間にこだまし、日本の国際交流の明日を見たような気がした。


ところで、当日は三つほどのテレビ局が来て、激しく取材していた。山道を登る、大変な祭りなんだが。
参加者はそれほど多くなかったので、僕もカメラに映っていたかもしれない。

悪態祭り

25日は、茨城県岩間町に「悪態祭り」を見に行きます。

これは、「馬鹿野郎」「この野郎」などとみんなで悪態をつきながら山道を歩くという、ワイルドな祭り。
この日は、何を言ってもいいそうです。

宝石と血

宝石店には、血の霞がかかっている。

そこは人間の欲望が踊る場所、
欲望こそ世界を動かす原理だ。
そこから世界が胎動し、始動する。

ルビー、サファイヤは血の上に咲いた薔薇、
ダイヤの光は冷たく世界を切り裂く。
オパールは低いうめき声をあげている。

ダイヤモンドのデビアスが南アフリカのアパルトヘイトを支えたように、
美はいつも戦慄と略奪をもたらす。
美とは、奪い尽くすこと、そして愛すること。


クリスマスの客が集う、ミルク色の靄がかかった、ある宝石店にて。

秀才と天才

秀才と天才の違いが、一つだけある。

それは、秀才は頭がいいが、天才はとてつもなく頭が悪いということだ。
天才とは、とんでもなく馬鹿げたことを、平然とやってのける才能である。

芸術家

芸術家とは、自分に対しては徹底的に誠実であり、大衆に対しては徹底的に不誠実になるべきだ。

芸術家の作品

芸術家の作品とは、涙で洗われた貝殻のようなものだ。

どんなに美しく光り輝いていようとも、どこかに海の響きや嘆きを響かせているものである。

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